私の弟はてんかんです。現在フェノバールという薬を服用していますが

私の弟はてんかんです。現在フェノバールという薬を服用していますが、中1のときから今まで毎月発作が起きています。多くの患者さんの倒れる頻度は1年に1回程度です。思春期なので薬を変えても意味はないのでしょ うか(思春期はよく倒れるそうです)? もし薬を変えるならば何がいいでしょうか?
ちなみにデパケンとイーケプラで迷っています。
デパケンは昔からある日本製の薬です。しかし、副作用の肝障害が強いそうで、私の弟はフェノバールによって肝臓が悪くなっているので、服用に迷っています。また、フェノバールとデパケンは飲み合わせが悪いです。
イーケプラは外国の新薬で副作用はないそうです。しかし、情報が少ないので、もし発作が起きたとき、運び込まれた病院で対処できないのではないかと思っています。また、新薬は副作用についての情報も少ないので心配です。
どちらの薬に変えるにしても、重責発作が起きるので、徐々にフェノバールの量を減らしていくしかありません。
薬を2種類飲むことになるので、慎重に選びたいです。
ちなみに弟は生まれつきのてんかんではないので治る見込みはありません。だんだんてんかんはひどくなっていて、呼吸筋が痙攣して変な声を出して倒れるようになってしまいました。てんかんが起きるたびに脳細胞は破壊されていくのでどうにかしたいです。
どうかアドバイスよろしくお願いします。



まず、大切なのは弟さんのお持ちのてんかんの発作のタイプやてんかん分類のタイプです。これによって通常は治療内容が決まってきます。
他の方が言われるように、確かに最近はフェノバールは第一に選択されることは減っています(悪い薬ではありませんが)。
しかし、てんかんの発作のタイプによっては治療の選択肢は沢山あります。決してデパケンとイーケプラしかないことはありません。ただ、弟さんのてんかんが若年ミオクロニーてんかんのような特発性全般てんかんであれば、これらの薬剤が選択されることはよくあります。
フェノバールで肝機能障害(恐らくγGTPが高いのでしょうが)があるとのことですが、これは肝硬変のような不可逆的なものではなく、薬をやめれば何十年たっていても元に戻ります。肝臓が薬を分解するために余分に働くだけで、実際には肝臓に障害が起きているわけではないと考えてよいです(ただ薬によっては不可逆的な肝機能障害を起こすことはありえないことではありませんが)
デパケンで肝機能障害が起こる可能性はゼロではありませんが、上記のように肝酵素の値だけは高い人はいますので、肝機能の数値は悪いものの、そのままずっと服用していて何も問題がない人も沢山います。万が一強い肝障害が出ても中止すればまず殆どの方は元に戻ります。心配しすぎることはありません。デパケンとフェノバールはお互いの血中濃度を下げるので飲み合わせが良くないと言われることもありますが、発作に対して併用で効果があることもありえますので、やってはいけないことは別段ありません。なによりも特発性全般てんかんで男性の患者さんであれば、デパケンをはじめとするバルプロ酸は第一選択薬です。
イーケプラは確かに2年前に国内で発売になったばかりですが、海外ではずっと前から広く用いられています。特発性全般てんかんにも症候性部分てんかんにも効果があります。副作用は全体的には少ない(特に肝機能障害はまずありません)と言ってよいでしょう。しかし、こちらも眠気やイライラするなどの気分障害、消化器症状(特に便秘)などがみられることはあります。発作が起きた時の対応は普段服用している薬の種類はあまり関係ありませんので、イーケプラを服用しているから発作が起きた時に対応できないということはないと思います。
抗てんかん薬の副作用は眠気やふらつきなどの誰にでも起こり得るものを除けば、出るか出ないかは体質的な部分が大きく、基本的には服用してみないと出るか出ないかわかりません。薬を継続するかどうかは発作に対する効果と副作用の程度の兼ね合いです。発作が完全に抑制されていれば、値が上がっているだけの肝機能障害は通常あまり気にしませんし、いくら副作用がなくても、発作に対する効果もないのであれば治療の変更が必要ということになります。
最初にも述べたように、弟さんのてんかんのタイプがわからない以上、これ以上のお話は難しいです。早く少しでも心配が軽くなるといいですね。
最後に、治療が上手くいかないようなら、てんかん専門医やてんかんセンターの受診をお勧めします。以下は参考までにどうぞ。
参考:
てんかん学会専門医(てんかん学会HP)
てんかんセンター(てんかん協会HP)
てんかんホットライン(静岡てんかん・神経医療センター)
◆私の父がてんかん患者です。
父もやはり新薬を試し、合わないとまた違う新薬を試しの繰り返しで、20位から発作が出て今は65です
質問者サマの弟さんはまだ若いですよね?正直、これからなので心配ですよね。
Dr.がおっしゃっていた事ですが長年薬を使っていると、やはり薬では効かない身体になるみたぃです。
うちの父はここ②〜③年位で頻繁に倒れ痙攣まで起こし入退院を繰り返していました。
Dr.が新潟にぁる、てんかんセンターを紹介してもらい、最近診て頂き手術をしました。
それから数ヶ月経ちますが、意識を失う発作、痙攣もありません。
本人も私たち周りもホッとしています。
周りはもちろん心配ですがやはり1番本人が大変ですし、何とかしたいと思いますよね!
私の父はてんかんという病気を諦めていました。。でも専門医であるDr.に出会い、本当に良かったと思っています。
日本には静岡と新潟にてんかんセンターがあるそうです。
1度診てもらうことをお勧めします。
◆脳の中の発作の発現部位にもよりますが、フェノバールは古い薬で現在は最初にデパケンがまず使われる薬剤です、まずデパケンを使ってみてそれからイーケプラ他の薬剤の使用が普通でしょう。
あと数か月待ちですが、てんかんセンターの受診、また突然倒れるような発作が頻繁であれば都立府中病院の受診がお勧めです。